本書は兵庫県立美術館で開催（会期：2020年1月25日―2020年3月29日※新型コロナウイルス感染防止のための休館期間も含む）の展覧会「ゴッホ展」の公式図録です。

「薔薇」と「糸杉」の２パターンの表紙デザイン。
明るい色彩と勢いのある筆致で世界中から愛され、19世紀を代表する画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。ポスト印象派（後期印象派）を代表するその独自の色彩と表現から「炎の画家」と呼ばれることもあり、日本でも数々の「ゴッホ展」が開催されてきました。
本展では、ハーグ美術館館長ベンノ・テンペル氏監修により、19世紀後半にオランダで活動した「ハーグ派」と、フランスで新たに興った(おこ)「印象派」のふたつの芸術家グループとの出会いと交流から、ファン・ゴッホの画風の変化と発展をひもといています。ファン・ゴッホはその短い画家生活の中で、たくさんの手紙のやりとりを残しています。10年間の画業全体を紹介する作品と手紙から、ファン・ゴッホの絵画への情熱を感じる事でしょう。

Size : H25×W19.5×D2.5 cm
Page : 246

発行年 : 2020
発行 : 産経新聞社
出品作家：フィンセント・ファン・ゴッホ

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